良質の医療が、患者さんの口コミを広げてくれる。
私が開院以来ずっと考えていることは、美容形成クリニックも口コミや紹介だけで成り立たないだろうかということです。本来、医療とはそういうものだと思います。良質の医療を行うことによって、はじめて、患者さんが患者さんを呼んでくれる。また、他の病院が患者さんを紹介してくれる。また、そうなるために医療スタッフは努力し、ますます患者さんは良質の医療が受けられる。この良い循環が何とか出来ないものかなあ、とずっと考えてきました。
赤坂クリニックには、大学病院からも紹介患者さんが増えています。
赤坂クリニックを開院して9年になりましたが、やっとその流れが見えかけてきたと思います。赤坂クリニックは開院当時にくらべ広告費は半分ぐらいになっていますが、患者さんは徐々に増えています。確かに広告を見て赤坂クリニックを来院される患者さんは減少しましたが、紹介患者さんがそれ以上に増えたからです。
赤坂クリニックには、九大、福大、佐賀医科大、日赤、浜の町国立中央、多くの皮膚科開業医の先生からの紹介患者さんがいらっしゃいます。普通、我々開業医から大学病院に患者を紹介することがあっても、大学から開業医に手術患者を紹介することはまれなんです。ちょっと自慢していますが。
そして、中には紹介してくれた病院までお礼に訪れてくれる紹介患者さんがいます。「いい病院を紹介してもらったって言ってましたよ。」なんて事を聞くと、すごく嬉しい気持ちになりますね。それだけ患者さんが満足してくれたと思いますし、紹介してくれた先生の信頼を裏切らずにすんだのですから…。すごくプレッシャーになりますけどね。
行き過ぎた医療も広告もしない。その分患者さんにもっと安心と価格を提供したい。
一般的に美容形成は、口コミの期待できにくい診療科だと考えられています。だから、広告が重要だと…。だけど、今の美容外科の広告はちょっと行き過ぎじゃないかと思います。広告合戦になってる。広告費の為に、患者さんをこなしているという感じのクリニックも多く見かけます。
私は、美容外科医にとって一番大切なことは「手術適応の判断」だと思っています。その患者さんにとって、その手術を行うことは意味のあることかどうかを正しく判断することです。これがあいまいだと医療ではなく、商売になってしまう。このもっとも重要な判断が経済的な理由で狂わないように、赤坂クリニックではあまりハデな広告はせず、こじんまりとこれからも診療していきたいと思います。 |